生き方

努力は報われるのか? に関する私見

弘兼憲史氏の「人間交差点」は人間ドラマを集めた秀逸な作品だと思う。その中で、よく覚えている話がある。 主人公は才能に恵まれた作曲家。自分を過大評価し、余裕で仕事をこなしていた。一方、彼のライバルは、彼ほど才能に恵まれなかったが、地道に努力し…

生涯未婚者 男性は寿命が短いらしい

「結婚」の経験は、生涯未婚、結婚経験あり(継続中、離別、死別)の4ケースに分かれる。生涯未婚は、少子高齢化について考えるうえで重要なテーマだ。少し前の話題になるが、生涯未婚者と寿命について調べた。 国は、50歳時点で一度も結婚したことがない人…

入社式の社長挨拶で会社が分かる

各社の入社式の社長挨拶が公開されている。 中には、AIをうまく取り込んでいる人もいる。AIと人とを比較して、人にしかできない人への理解や心配りを呼びかける。また、アバターや生成AIを使った挨拶の後で、本人が話をする など。社長挨拶をたくさん読むと…

入社おめでとう2024

今日は4月1日。多くの会社で入社式が行われたのではないだろうか?うちでも小さな入社式が行われ、私も参席した。 ↓ 立派な花なので思わず撮影した うちの新入社員はほんの少人数で、しかも新卒はいない。それでも、新しい社員は新しい雰囲気を身にまとっ…

東京の大学に進学する地方の学生が減っている

3月12日の読売新聞に気になる記事が載っていた。下のリンク先は、読者会員でないと全文は読めないが、だいたい趣旨は分かる。(図に載っている県人寮の説明も全文(新聞)にはあった。) www.yomiuri.co.jp 都会を目指さなくなった理由は、記事にあるよう…

出口治明さん

出口治明さんは、昨年末に立命館アジア太平洋大学(APU)の学長を退任されていた。3年ほど前に脳出血を発症されたらしい。恥ずかしながら今頃知った。 出口さんと言えば、60歳でライフネット生命を開業した。その年齢で斬新な企業を作ったことだけで、尊…

スローライフとは結局何なのか?

よく耳にするけど、きちんと意味を調べたことがない言葉は多い。なんとなくその言葉のイメージで理解している。それで特に困ることはない。スローライフは、その代表銘柄だろう。ということで、意味を調べてみた。 ネットでよく出ている定義らしいものは、「…

ニーバーの祈り に心を救われるがちょっと物足りない

このブログは内容に統一性がない。統一性があったほうがアクセスは伸びるらしいが、アクセスのことはあまり気にしていないので、思いついたことを書きたい。ニーバーの祈りについてはご存知の方も多いだろう。アメリカの神学者ラインホルド・ニーバーの言葉…

里親 フォスター・ペアレンツをしていた人の話

だいぶ前の話になるが、知人がフォスター・ペアレンツ・プランで寄付をしていた。この団体は何度か名称を変え、現在はプラン・インターナショナルとなっているようだ。以前は新聞広告をよく見かけたが、最近は見かけない。 知人の話によれば、この団体を通し…

尾畠春夫さんはすごい人

能登の地震で被災された方には心よりお見舞い申し上げます。 災害と言えば、尾畠春夫さんを思い出す。 尾畠さんは、子供のころお母さんが亡くなり、その後ずっと苦労して生きてきた人だった。だから人の気持ちがわかるのだろうか。あんなにマスコミに追い回…

垣谷美雨から女性の生き方を学ぶ

そこはかとなく と、文学的なタイトルを付けたからではないが、最初に読書の話題について書きたい。 最近よく読むのは、垣谷美雨。 今読んでいるのは、ニュータウンは黄昏れて。 半分読んだけど、この人の小説らしく、次から次へと問題が発生し、また謎が深…