生き方
遅れながらも世の中の動きに付いていかないと・・東野圭吾氏の小説を初めて読んだ。 東野氏の経歴を調べたら、学生時代は国語が苦手で、本も読んでいなかった。高校時代に本を読んでから小説を書き始める。大阪府立大学電気工学科卒業後、現在のデンソーでエ…
年齢を重ねるにつれて、講演会の案内がたくさん来るようになった。興味深い講演会もあったし、参加者が少ないから来てよ~ という依頼もあった。 とある団体が「トリセツ」シリーズで有名な 黒川 伊保子氏を講師に迎えて講演会を行った。「トリセツ」シリー…
山崎寿人氏「年収100万円の豊かな節約生活術」を読んだ。山崎氏は、人なつっこそうなおじさんだが、経歴が変わっている。(本の著者紹介より) 1960年大阪府生まれ。東大経済学部を卒業後、大手酒類メーカーに入社し広報マンとして活躍するが、30歳で退職す…
ブログの毎日掲載をあきらめたら少し余裕ができた。 前から和田秀樹氏の考えに興味があったので、1冊読んでみた。なぜ「人生100年老年格差」(2019年)を読んだか?氏は高齢者専門の精神科医なので、専門に近い著作がいいと思った。また、タイトルの元になった…
先日の「何者にもなれなかった」という知人の言葉から、クラーク博士の「少年よ、大志を抱け」を思い出した。この言葉に博士がどんな思いを込めたのか考えてみた。 クラーク博士は、1926年、米国マサチューセッツ州で生まれた。神学校、アマースト大学で教育…
先日、若い頃からの知人が久しぶりに訪ねてきた。頻繁に会うわけではないが、会えば何でも話し合える人だ。 雑談の中で、最近、彼の友人が中規模の会社の社長になったと聞いた。一方、50代の彼は近々小さな会社に転籍させられるらしい。 そんなことを話した…
また、人生相談の回答を勝手に考えてみたい。 今回は、読売新聞に寄せられた17歳男子高校生のお悩み。主旨としては、・これまで特別な成果などはなかった・これから特別になるよう努力しても、なれなかったら人生の意味はあるのか?・これからどう過ごして…
5月も終わりが近付き、緑が濃くなってきた。 以前、日本に来たカナダ人女性が言っていたことを思い出す。「日本は緑が多くて美しい」日本に来て、空港から田舎町に直行した彼女。他にどこにも行っていなかった時に日本の印象を聞かれたから、咄嗟にそう答え…
ネットにはいろいろなサイトがある。Giving What We Can という海外のサイトを紹介したい。https://www.givingwhatwecan.org/ 「自分ができる範囲のことをしよう」と訳してみた。このサイトでは、世界の人々の年収レベル(税引き後)が分かる。英語のサイト…
歳をとると、昔の仲間に会いたいという気持ちが強くなり、同窓会がよく開かれる。会社では同期会もある。同じ時代を同じ学び舎(会社)で過ごした同世代の人が集まれば、話題は豊富だ。昔話に花を咲かせるとともに、近況を報告し合う。 例えば、「東京に住ん…
ドラッグストアのマツモトキヨシも、松戸市役所の「すぐやる課」も昔から知っていたが、同一人物(松本 清氏)が作ったとは知らなかった。マツモトキヨシの前身「松本薬舗」は1932年、すぐやる課は、松本氏が市長に当選した1969年にできた。 松本氏は、店の…
弘兼憲史氏の「人間交差点」は人間ドラマを集めた秀逸な作品だと思う。その中で、よく覚えている話がある。 主人公は才能に恵まれた作曲家。自分を過大評価し、余裕で仕事をこなしていた。一方、彼のライバルは、彼ほど才能に恵まれなかったが、地道に努力し…
「結婚」の経験は、生涯未婚、結婚経験あり(継続中、離別、死別)の4ケースに分かれる。生涯未婚は、少子高齢化について考えるうえで重要なテーマだ。少し前の話題になるが、生涯未婚者と寿命について調べた。 国は、50歳時点で一度も結婚したことがない人…
各社の入社式の社長挨拶が公開されている。 中には、AIをうまく取り込んでいる人もいる。AIと人とを比較して、人にしかできない人への理解や心配りを呼びかける。また、アバターや生成AIを使った挨拶の後で、本人が話をする など。社長挨拶をたくさん読むと…
今日は4月1日。多くの会社で入社式が行われたのではないだろうか?うちでも小さな入社式が行われ、私も参席した。 ↓ 立派な花なので思わず撮影した うちの新入社員はほんの少人数で、しかも新卒はいない。それでも、新しい社員は新しい雰囲気を身にまとっ…
3月12日の読売新聞に気になる記事が載っていた。下のリンク先は、読者会員でないと全文は読めないが、だいたい趣旨は分かる。(図に載っている県人寮の説明も全文(新聞)にはあった。) www.yomiuri.co.jp 都会を目指さなくなった理由は、記事にあるよう…
出口治明さんは、昨年末に立命館アジア太平洋大学(APU)の学長を退任されていた。3年ほど前に脳出血を発症されたらしい。恥ずかしながら今頃知った。 出口さんと言えば、60歳でライフネット生命を開業した。その年齢で斬新な企業を作ったことだけで、尊…
よく耳にするけど、きちんと意味を調べたことがない言葉は多い。なんとなくその言葉のイメージで理解している。それで特に困ることはない。スローライフは、その代表銘柄だろう。ということで、意味を調べてみた。 ネットでよく出ている定義らしいものは、「…
このブログは内容に統一性がない。統一性があったほうがアクセスは伸びるらしいが、アクセスのことはあまり気にしていないので、思いついたことを書きたい。ニーバーの祈りについてはご存知の方も多いだろう。アメリカの神学者ラインホルド・ニーバーの言葉…
だいぶ前の話になるが、知人がフォスター・ペアレンツ・プランで寄付をしていた。この団体は何度か名称を変え、現在はプラン・インターナショナルとなっているようだ。以前は新聞広告をよく見かけたが、最近は見かけない。 知人の話によれば、この団体を通し…
能登の地震で被災された方には心よりお見舞い申し上げます。 災害と言えば、尾畠春夫さんを思い出す。 尾畠さんは、子供のころお母さんが亡くなり、その後ずっと苦労して生きてきた人だった。だから人の気持ちがわかるのだろうか。あんなにマスコミに追い回…
そこはかとなく と、文学的なタイトルを付けたからではないが、最初に読書の話題について書きたい。 最近よく読むのは、垣谷美雨。 今読んでいるのは、ニュータウンは黄昏れて。 半分読んだけど、この人の小説らしく、次から次へと問題が発生し、また謎が深…