ニーバーの祈り に心を救われるがちょっと物足りない

このブログは内容に統一性がない。
統一性があったほうがアクセスは伸びるらしいが、アクセスのことはあまり気にしていないので、思いついたことを書きたい。

ニーバーの祈りについてはご存知の方も多いだろう。
アメリカの神学者ラインホルド・ニーバーの言葉らしい。

 God, give us grace to accept with serenity the things
   that cannot be changed,
 Courage to change the things
   which should be changed,
 and the Wisdom to distinguish the one from the other ・・・・・

これを訳すと、こんな感じだろうか。

 神よ、お与えください、
 変えられないものを静かに受け入れる力を、
 変えるべきものを変える勇気を、
 そして、両者を区別する知恵を。

変えるべきもので変えられるものは変えていくべし。
しかし、変えられないものは受け入れるしかない。
そして、両者を区別することはとても難しい、ということだろう。

これは確かにそのとおりだ。
「変えられないものを静かに受け入れる」という言葉に救われたこともある。
ビジネスの世界でも引用され、フレームワーク(思考の枠組み)の1つだと捉える人もいる。

しかし、何か物足りない。
人生で、頑張れば変えられることを変えられないとあきらめることが多い。
何か変だと感じても、変えられないから静かに受け入れよう…とする前に、何とか変えようと'もがく'ことは必要ではないか。
変えられないと決めつけるだけでは、人生はつまらない。

偉人と言われる人たちは、これまでは変えられないとされていたことにチャレンジし、変えることに成功した人たちではないか?
アメリカのハーバード大学やMITには、自分が世界を変えてやろう!と本気で考えている人が結構いると聞いた。
それくらいクレージーな人を応援したい。