先日、新聞の発行部数が減っているという記事を書いた。
今回は、新聞の発行部数がどの程度減っているのか調べてみた。
以下のグラフは、日本新聞協会のデータを使って作成している。
新聞全体では、2000年が5371万部、2023年が2859万部で53%に減少している。
特に、2018年から減り方が加速している。
一般紙とスポーツ紙に分けると、スポーツ紙が大幅に減少している。
2000年に比べ2023年は、一般紙が56%に、スポーツ紙が30%に減少している。
このままいくと、10年後にはスポーツ紙がなくなるのではないか?
ちなみに、この間、スポーツ人口も減少している。
スポーツ紙と言えば、まずは野球ではないだろうか?
野球人口は、2000年に比べ45%程度に減少。
ゴルフやバレーも減少。
サッカーは増えたが、2012年ごろから減少に転じている。
プレイヤーが増えたのは、散歩、ジョギング、筋トレなど。
試合がないものばかり。
これらをスポーツ紙で採り上げて盛り上げるのは難しいだろう。
もちろん、自分で競技をしないでも、競技の結果に興味がある人は多い。
とは言え、競技結果は動画で見たい。
新聞で読むより、テレビやネットで見るほうがずっといい。
結局、この記事では新聞を応援することにならなかった・・・