定年制をなくすメリット

昨日は、なぜ定年制があるのか調べて書いた。

https://sokohaka.hatenadiary.jp/entry/2024/03/20/135735

今日は、定年制をなくすメリットについて。

国や社会のメリットとしては、
労働力人口が減少する中、労働力を多く確保できる
・退職者は年金の受給者だが、働けば年金保険料の負担者になる

労働者のメリットとしては、
・次の職探しをしなくても収入を確保できる
・仕事の切りがいいところ、納得できるところまで働ける
・一般に、働いていたほうが健康であるしボケない
・人とのつながりを維持できる
・家でゴロゴロして離婚されることにならない?

もちろん良いことだけではない。
会社としては、従業員の退職時期を予測できていたのができなくなり、採用計画が立てにくくなる。
突然、ベテランに辞められたら困るだろう。
1か月前に通知したとしても、後任の採用は難しいかもしれない。
逆に高齢者がずっと居座れば、職場の若返りも進まない。
一方、定年退職者は、他の企業、特に中小企業にとって安い労働力の提供者となっている。
それがなくなれば困る企業もあるだろう。

それでも、年齢でクビにするのは差別だという前提に立てば、定年制を廃止すべきだと私は思う。
年齢に関係なく、仕事ができる間は働かせればいいのではないか?
定年制は、なんとなく冷たいもののように感じる。