そこはかとなく

日常の記録や気付いたこと、調べたことなどを書いています。

結婚より先に出産するのが世界標準

いつも話題のジャンルが跳ぶが、少子化について調べていて意外なことが分かった。
女性の初婚年齢と初産年齢を比較したデータがあった。
つまり、最初に結婚した年齢と最初の子を産んだ年齢。
ヨーロッパ諸国では先に出産して、その後で結婚するのが普通らしい。

データによれば、日本では結婚して1年ちょっとで最初の子供ができている。
一方、ヨーロッパ諸国では出産の数年後に結婚している。
特に東欧では年差が大きい。
エストニアの場合、出産後6年以上たって結婚している。
子供が小学校に上がるとき結婚するのだろうか?
入学祝いと結婚祝いが同時になるのか?
それはともかく、これは平均値だから、出産後10年くらいたってから結婚する人もいるだろう。
これだけ開けば、他の人と結婚する人もいるかもしれない。

ヨーロッパではシングルマザーの比率は日本の倍くらいだ。
その理由が分かった。

このデータは2014年のものだ。
今はほとんどの国で晩婚化が進んでいるが、出産と結婚の順番は変わっていないだろう。
アメリカのデータはないが、先進国でアメリカと日本だけは結婚が先らしい。

その理由としては、日本では結婚より先に妊娠すると「できちゃった婚」と言って特別視する傾向がある。
しかし、ヨーロッパでは結婚前に同棲するのが普通で、自然と赤ちゃんができる。
その後、家族や親戚にお披露目したら結婚を勧められるらしい。

「日本の常識は世界の非常識」と言われるが、出産と結婚の順番が逆だとは知らなかった。
これで1つ勉強になった。