そこはかとなく

日常の記録や気付いたこと、調べたことなどを書いています。

花見とジョギング

昨日は、大阪城に花見に行ったことを書いた。
このとき、ジョギングしている人もいた。
また自転車に乗っている人もいた。
公園内は花見客で混雑していた。
お互いぶつからないように気をつけていたが、ぶつかったら怪我をするかもしれない。
混雑した場所でいつものジョギング等をするのはどうか?
今回はこのことについて考えてみた。

主に2つ意見があるだろう。
〇 わざわざ花見の時期にジョギング等しなくてもいいのに
最初に私が思ったのはこれだった。
速度を落としていても接触すればけがをする可能性はある。
けがしないでも、体が当たるのは嫌だ。
近くをすり抜けるだけでちょっとびっくりする。
ジョギング等は早朝にすることはできなかったのか?
公園は皆のものだから、この時期にジョギング等は控えてほしい。

〇 いつもの活動をよそ者に邪魔された
次に私が思いついたのがこれだった。
ジョギング等している人にすれば、いつもの活動をしているだけ。
遠くから花見客が来るのは迷惑だ。
自転車に乗っているのは、歩行に支障があったり、いつもの近道だったりするから。
公園は皆のものだから、ジョギング等してもいいはず。

両者とも根底にある考えは、公園は皆のもの。
花見客としては、花見はこの時期だけであり、公園管理者も花見客を歓迎しているから、自分達に優先権があると思っていないか?
一方、ジョギング等する人としては、いつもの活動をしているのは自分たちだ、よそ者に邪魔されたくない、自分達に既得権があると思っていないか?

さて、どちらの考えにも分があるように思える。
私は花見客だったから、危険なジョギング等は控えてほしいという気持ちが強かったが、これもエゴだろう。
様々な所でエゴとエゴがぶつかり合うのが社会だろう。

なお、大阪城での花見はオーバーツーリズムには当てはまらないようだ。
(オーバーツーリズムとは)
観光客の著しい増加により、地域住民の生活や自然環境、景観等に耐えられない影響が出たり、観光客の満足度が著しく低下する状況。
世界の観光地で、交通機関の混雑や交通渋滞、ゴミや騒音などにより生活環境が悪化し住民の反発を招いている。