著名人の写真などを無断で使用した投資詐欺が問題になっている。
旧聞になるが、投資広告に登場する著名人の登場回数を産経新聞が調べている。
www.sankei.com
1位 森永 卓郎 氏 ダントツ
2位 堀江 貴文 氏
3位 西村 博之 氏
4位 村上 世彰 氏
5位 池上 彰 氏
経済に強そうな方や影響力のある方が並んでいる。
なお、詐欺広告を掲載しているメタ社の対応に憤慨した前澤友作氏は7位だった。
改めてFacebookを確認したら、森永氏、西村氏などを騙った広告が現れた。
森永氏の広告では「〇ぬ前に最後の価値を届けます」など、失礼極まりない表現が見られた。
勝手に自分の写真などを使われた著名人に罪はない。
メタ社が見解を述べたが、誠意ある対応をしてきたとは思えなかった。
これでは詐欺広告で儲けていると言われても仕方ないだろう。
騙された方は気の毒である。
ただ、広告の内容をそのまま信じたのであれば、余計なお世話かもしれないが、今からでも投資について勉強したほうがいいだろう。
お金がすぐに10倍になる投資方法はない。
あるとすれば、それはギャンブルだ。
年率10%で儲かるという話でさえ、かなり怪しい。
騙された方は中高年者が多いらしい。
若い人は投資に興味があり、自分で勉強しているとも聞く。
初心者向けの投資の本やお金の本がたくさん出ている。
例えばこの本では「うまい話」はないことを何度も説いている。
1月にNISAが改正され、株や投信などに投資しやすくなった。
投資がブームになっているように思える。
しかし、自分の大事な財産を投資するのだから、投資について十分理解するまで投資を控えるのが賢明だろう。
損するとか騙されるよりも、乗り遅れるほうがよほどマシだ。