値上げは続くよどこまでも

世間では、相変わらず値上げが続いている。
トマト缶とかオリーブオイルも値上がりするらしい。

一部の観光地では、
海鮮丼が6000円以上したり、
ラーメンが2000円したりと、
海外の物価レベルに引けを取らない。
そんなに高くなると、普通の日本人は食べられなくなる。

子供の頃、うちは決して裕福ではなかった。
だから外食も旅行も滅多にしなかった。
友人が家族で外食したとか、温泉旅行に行って楽しかったと聞くと羨ましかった。

この値上げが続けば、そのうち外食は普通の家庭にとって高嶺の花になるのではないか?
一方、お金持ちは変わらず外食できる。
日本人の間に格差が拡がる。

疎外感。
子供の頃、私が感じていたのはそんな感情だった。
昭和の後期には格差が縮小し、1億総中流と言われた。
皆が平等に豊かになり、生活の余裕を楽しむことができた。
それから平成になり、多くの中流下流へと移っていった。
そして令和の値上げラッシュ。
多くの人が外食や旅行ができなくなるのではないか?
疎外感を感じるのではないか?
資産の格差が心の格差を生むということか。