冷暖房費の節約 エアコンを2台設置すれば

そろそろ暑くなってきたので、夏に向けてエアコンを買うなら今から検討したほうがいいだろう。
昨年、電気料金が大幅に上ったので電気代が気になる。
と、無理やり節電の話に持ち込んでみた。

比較しやすいように、18畳のリビングにエアコンを設置するとする。
推奨冷房能力は5.6kWになる。
(型式が〇〇56△△というもの)
しかし、うちでは2.8kWの10畳用を2台設置している。
(型式が〇〇28△△というもの)

某社の最新エアコンシリーズで比較すると、
5.6kWの年間消費電力量 
 冷房 493kWh
 暖房1162kWh
2.8kWの年間消費電力量×2倍
 冷房 400kWh
 暖房 970kWh
であり、2.8kWを2台のほうが2割近く省エネになる。
これは、小さめのエアコンのほうが通年エネルギー消費効率(APF)がよいから。

ただ、機器代は2.8kWを2台のほうが高くつくだろう。
しかし、うちのリビング(LDK)はいびつな形をしているので、2台のほうがよく冷える。
1台だと、キッチンが冷えにくい。
また、昨年夏に1台が故障し取り換えるまで1週間ほどかかったが、残り1台で何とかしのぐことができた。

ということで、小さめのエアコンが型落ちで安くなっているときは、2台設置したほうがいいだろう。

(参考)
おおまかに言うと、
 kWは冷暖房の強さ
 kWhは冷暖房にかかるエネルギー量(強さ×時間)