来年のカレンダーを買わないといけない。
うちに飾るなら、日本の四季とか、世界の絶景とかがいいと思う。
今回は、日本の四季のカレンダーでは各月に何の写真を使っているのか見てみた。
7~8個のカレンダーを見て多かったのは、
1月 雪を頂く富士山
2月 雪景色、氷
花であれば梅
3月 花がちらほら咲く山、菜の花、桜
4月 桜のみ
5月 新緑、滝、湖など夏が近い感じ
鯉のぼりも
6月 石清水、滝、紫陽花など涼やかなもの
7月 海、石清水、雲海など、花はひまわり
8月 海、湖、滝など水辺関係
9月 色付く田畑、秘境、コスモス
10月 黄色めの紅葉、滝、池
11月 紅葉のみ
12月 霧氷が多い、雪や荒れた海も
当然だが、これらは一地域の写真ではない。
日本中の四季の写真を集めたもの。
(富士山は1つしかないし)
おそらく、カレンダーは日本人全般がそれぞれの季節に抱くイメージを集めたものなのだろう。
ステレオタイプと言っていいか?
雪が降らない地域の人でも、冬は雪や氷の季節だと思っている。
ただ、温暖化が進めば、雪が降る地域が減る。
日本人の季節感も徐々に変化するかもしれない。
私の住む地域は比較的温暖で、昔は雪が積もったけど今は積もらない。
小学校に行きながら踏みつけていた田んぼの霜柱も見られなくなった。
また、今年は暖かかったせいか、12月中旬まで紅葉が楽しめた地域が多かったようだ。
カレンダーが示すように、日本人は、紅葉と言えば11月、11月と言えば紅葉と思っているが。
外国人向け観光ガイドには、日本は四季がはっきりと分かれていて、四季折々の美しい風景を楽しめる、と書かれている。
それも30年後には変わるかもしれない。
春夏-冬の三季になっているかも。
そうなったら、カレンダーの編者はどんな写真を選ぶのだろうか?