マンガ・アニメの子供離れが進む

昭和の時代から活躍され、皆を楽しませてくれた鳥山明さんのご冥福をお祈り申し上げます。

鳥山さんの訃報をきっかけに、マンガ・アニメを振り返る記事が多くなっている。
その中で専門家が言っている。
「昔はマンガやアニメは子供が見るものという考えがあったが、鳥山さんのおかげで、今では老若男女を問わず誰でも見るものになった。」
業界の歴史に詳しくないが、そのとおりだろう。
もちろん、昔から、サザエさんのように大人も楽しめる作品もあった。
ただ、サザエさんの元は風刺漫画だったと思う。
それ以外では、専門家の言うように子供向け(小学生向けと解釈)作品が圧倒的に多かった。
昔の週刊少年ジャンプを見れば、大部分が子供向けの作品だったことが分かる。
今では、ハイティーン仕様の作品が多い。
作品の登場人物、特に主人公の年齢を見れば読者の年齢も推測できる。

子供向けの作品は他の「子供向け」マンガ雑誌に行ったのか。
それらの雑誌を含めても、子供向けの作品が減ったように思える。
マンガやアニメの子供離れ。
(子供のマンガ・アニメ離れではない)
もっと子供向けの作品があったらと思う。
それも、子供に夢や希望を与えるような作品が。

以下の写真は1985年の週刊少年ジャンプ
鳥山さんの元気な姿が見られる。