そこはかとなく

日常の記録や気付いたこと、調べたことなどを書いています。

実家の片付けは大変だった(2)

実家の片付けについて、昨日の続きになる。
大変だったことをひたすら書いている。

〇 捨てられないものがある
あらゆる洗剤、殺虫剤、農薬、肥料などがあった。
それぞれが数年分、スプレー式の殺虫剤は一生分あった。
それもかなり古かった。
これらを家で使ったら、からだに悪そうだった。
昔は使えたが、今は使えない成分が入っているものもある。
さすがにDDTはなかったが。
賞味期限切れの調味料やサラダ油は、まだかわいいほうだった。
これらは、自治体や関係団体に相談するしかない。
処分費がかかることもある。

農機具も少しあった。
自治体は引き取らないから親戚に依頼した。
ムシロは親戚が喜んで引き取ってくれた。

〇 捨てるに忍びないものがある
捨てられなくはないが、心情的に捨てにくいものがある。
実家は仏教だが、お経のように宗教的なものは捨てにくい。
また、座敷には昔の天〇陛下の肖像画が飾ってあった。
亡くなったご先祖様の写真もあった。
こういうものは、皆さん、どうしているのだろうか?

戸棚の奥から、男性の〇〇〇の形をしたモノが出てきた。
包帯を巻いて形を作ったものだった。
おそらくこれは、祖父が戦争に行くときに形見として作ったのではないか?
歴史の証拠品として博物館で引き取ってはくれないのか?

日記がいくつかあった。
目を通していたら、心の底からこみ上げるものがあった。
家族が書いた日記は特別なものだ。
精神的に参ってしまいそうだった。

こういうものを見つけると、もう勘弁して!となる。
私がこれらをどうしたかはご想像にお任せする。
処分法は人によって違うだろう。

ちなみに、売れそうなものはフリマで売れないかと思ったが、売れそうなものは少なかった。
祖母の着物が大量に出てきたが、高価なものはなかった。
祖父の古いウィスキーは飲みかけだった。
食器類はまだ使えたが、昔風のものばかりだった。
唯一売れそうなものは、ソフビだった。
キドカラーのキャラクターで、電気屋さんの景品だろう。
ヤフオクで売ったら3千円くらいになった。
しかし、ただでさえ手間がかかるのに、こんなことをしていたら時間がいくらあっても足りない。

次回、実家の片付けについてまとめたい。