医者と付き合う

数年前から、からだのあちこちにちょっとした不具合が出るようになった。
医者とはうまく付き合っていかないといけない。
と分かってはいるが、人付き合い全般が下手な私には重い課題だ。

昔から医者は苦手だった。
子供の頃、風邪を引いたら注射を打たれた。
それがとても痛かった。
(今は痛い注射が減ったような気がする)
ということもあって、医者は苦手。

20年ほど前、鼻の奥が痛くなった。
会社でエアコンの乾燥した暖気が直接当たっていたのが原因だろう。
数か月は我慢していたが、仕事に支障が出るくらいになったので、医者に行くことにした。
鼻の奥が腫れていると言われた。
だが、大したことはないということで何も処置してくれなかった。

問題の解決にならないので、別の病院に行った。
何か処置してほしいと訴えたら、鼻に薬を注入してくれた。
そして薬を処方してくれた。

隣の薬局で処方箋を見せたら、こう言われた。
「これを先生が処方したのですか?」
先生以外に処方する人はいない。
そうだ、と答えたら薬をくれた。
後で何の薬か調べたら、気分がよくなる薬だった。
2回飲んで、飲むのを止めた。
その後、鼻はよくなった。

10年ほど前、胃のあたりが痛くなった。
数か月我慢してから医者に行った。
同じことが起こった。
薬局で言われた。
「これを先生が処方したのですか?」
今回も気分がよくなる薬だった。
薬は飲まなかった。

2年ほど前、喉の上のほうが痛くなった。
以下、同文。

私は心配性であり、それが表情に現れる。
医者は私の顔を見て薬を処方したのだろう。

今もからだの不具合はある。
いろいろなところが何となく重いような痛いような感じ。
もう少し様子を見よう。
気分のよくなる薬はいらない。
でも、医者に行って「何でもっと早く来なかったの!」と言われるのはつらい。