久しぶりに東京へ観光に行ってきた。
出張とか用事で行くことはあるけど、観光に行くのは10年以上ぶり。
劇団四季の BACK TO THE FURURE など、大いに楽しんだ。
旅行に行くと、観光以外でちょっと変わったものを見ることがある。
帰りの飛行機は、通路側の席だった。
離陸前、多くの客室乗務員が集まってきた。
通路の反対側の乗客に問題が発生したようだ。
乗務員の1人はしゃがんで何か調べていた。
その乗客は40代の上品そうなご婦人で、申し訳なさそうにしていた。
何が問題だったのか？
ご婦人の足元には、手提げ袋に入れた大きな盆栽があった。
葉がたくさんあって丸っこい松の木だった。
乗務員はそれをどうするかでもめていた。
↓ こんなイラストもあるとはすごい
飛行機が大きく揺れたら、盆栽が飛び上って乗客に当たるおそれがある。
それくらいのエアーポケットはある。
だから乗客はシートベルトをするし、手荷物は棚に上げるか、座席の下にしまう。
その盆栽は、座席の下にしまえない大きさだった。
棚にはしまえるサイズだが、倒れたりするおそれがある。
とても大事な盆栽なのだろう。
だから足元に置いていたのだろう。
そもそも、盆栽を機内持ち込みできるのか？
ネットで調べたけど、はっきりしなかった。
沖縄などの路線を除き、国内線では植物を持込めるらしい。
今回の盆栽は手荷物検査を通ったのだから、持ち込めるということか？
ただ、普通の手荷物と同じく、サイズと、棚や座席下にしまうという条件は外せないだろう。
乗務員がいろいろ考えた結果、最後列の座席が2つ空いていたので、ご婦人と大事な盆栽はそこに移動させたようだ。
一件落着。
離陸。
飛行機はあまり揺れなかったけど、着陸時のショックは大きめだった。
