御無沙汰しております。
先日、広島県の大久野島に行ってきた。
ウサギがたくさんいることで人気が出ている。
以前、行き方はＪＲ忠海駅→徒歩数分→忠海港→船で10分→島 のみだった。
今は船の積み残しが出るので、土日祝日は三原港から臨時便が出ている。
朝、三原港に行ったら満員で乗れなかった。
別の観光地を回って再度港に行ったら、午後の船には乗れた。
ウサギが数百匹いるらしい。
餌を島外から持込んで餌やりができる。
島内では販売していない。
幼稚園くらいの子供連れがたくさん来ていた。
子供たちは、木陰でウサギを見つけて大喜び。
私もニンジンを持参して餌やりをした。
キャベツや芋の葉をやっている人もいた。
ウサギは外来種。どこから来たかは不明。
学校で飼えなくなったウサギを放したという説もある。
戦前、島には軍の毒ガス製造工場があった。
戦後、GHQが解体して、跡地には国民休暇村ができている。
マリンスポーツもできるからか、若い観光客も多かった。
毒ガス資料館も開館していた。
当時、毒ガスの製造管理は雑で、多くの作業員が被ばくしたという。
外国の戦争での毒ガス（化学兵器）被害者の写真もあった。
こんな毒ガスを二度と製造・使用してはいけない・・
だが、何か物足りなかった。
日本軍は製造した毒ガスをどこで使用したのか？
「不明」とされていた。
日本軍の責任については何も書かれていなかった。
被ばく者らが建てた資料館なので、展示の趣旨が異なるのだろう。
ちなみに、毒ガスの効果を確認するのにウサギが使われたらしい。
今いるウサギとの関係は？
よく分からない。
