BodySharing について(2)
BodySharing の続きになる。
前回は、アバターを動かす装置のことまで書いた。
今回は、アバターの筋肉の感覚をユーザーに返す装置のことから始めたい。
これは、筋肉に光を当ててその反射波を測定すれば筋肉のふくらみを検出でき、固有間隔を計算してユーザーに返すことができる。
それを製品化したVRゲームコントローラがUnlimitedHand
UnlimitedHandについて – UnlimitedHand
アマゾンで35,000円。
これを使えば、ゲーム内でキャラに触れたり、銃を撃ったときの反動を感じたりできるという。
BodySharingの技術を使った遠隔観光の実験も行っている。
例えば、リモートでカヤックを漕ぐ体験。http://unlimitedhand.com/pressrelease20190109_h2l_docomo/

ユーザーとアバターの視聴覚を共有するとともに、固有感覚も共有する。
ユーザーがパドルを動かせば、カヤックが進む。
アバターが感じた水の抵抗などをユーザーも感じられる。
ユーザーは視聴覚だけでは得られない没入感を得られた。
(ユーザーは東京の自宅にいるから、ライフジャケットは要らないと思う)
BodySharingの研究は続く。
テレビのチャンネルを次々と切り換えるように、複数のアバターを切り換え、貴重な体験のハイライト部分を次々と享受できるようにするという。
例えば、9時から富士山に登り、10時から沖縄でカヤックを漕ぐ。11時からディズニーランドで遊ぶことも可能となる。
体験をデジタル化して保存することも試みる。
保存した他人の貴重な体験をいつでも引き出せることを目指す。
また、どのような体験をすればどのような人になるか調査する。
自分がなりたい人になるために、これからどんな体験が必要か分かるようになる。
それらを組み合わせれば、自分に必要な体験を選択して獲得することが可能となる。
現在の技術はそこまで。
更にSF的なことも考えているようだが、玉城氏自身がSFだと感じているようなので省略。
1人の体験を世界中の人々が共有できるまで、まだまだ道は長い。
BodySharingで時間的、空間的制約をクリアして様々なことを気軽に体験できるようになれば楽しそうだが、何かひっかかる。
(つづく)