すばらしき世界 を観た

「すばらしき世界」は、役所広司が演じるヤクザの三上が長い刑期を終えて出所し、更生しようと努める様子を描いた映画。

三上はまっすぐな人間であり、弱い者いじめなど見過ごすことができない。
そのまっすぐで気が短いところが三上を犯罪者に仕立て上げる。
身元引受人は、世間とうまく折り合いをつけて生きるよう三上を説得する。
当たり前といえば当たり前のことなのだが、世間と折り合いをつけるとは?

これはヤクザの更生の話ではあるが、実はどんな人にでも当てはまること。
制作者の意図はそこにあるのだろう。

サラリーマンだって、折り合いをつけて会社でうまく泳がなければ出世できない。
会社にとって良いことであっても、上司にとって都合が悪いことをしてはならない。
給料は会社からではなく、上司からもらっていると理解しておいたほうがいい。

そんなことを久しぶりに思い出した。
世間を生きることの難しさ、いやらしさを痛感した映画であった。
これから就職する人におすすめ。