猫と瀬戸芸の島 男木島に行った(2)

前回の続きで、今回は瀬戸内国際芸術祭(せとげー)の作品と猫を探しながら、豊玉姫神社や漁港に行った。

男木港に設置された「タコツボル」
人が歩いて入れるくらいの大きさ

その近くの猫
写真を撮るから寄って来ないでいいのに

その近くにある豊玉姫神社の鳥居

急な坂道や階段を登ると豊玉姫神社

隣には、せとげーのカラフルな作品
アートと海や島や民家とが調和している
それがせとげーの魅力だと、来訪者は言う

そして猫 
猫は高い所がよく似合う 
電柱などは消しゴムマジックで消している

港に来るフェリー(めおん)が見える

ここにも同じようなアートと・・

猫がいた 寄って来なくていいよ
動かないほうが写真が撮りやすいから

坂を下りてから東に向かった

猫のお店「ねこポケハウス」と壁画

民宿さくらさんの看板猫? 口髭が立派

その下には巨大な生き物が お腹周りが立派

猫だった 爪を研ぎ始めた
体が重くて上らない 背中が弓反りになっている

更に歩いて漁港に出た
男木港からは約1km
ここにも猫がいるという情報の通りだった

こちらもヘビー級だがさっきの猫にはかなわない

後で気付いたけど、エサを全部どこかに置き忘れてしまった
多分、この猫の近くに・・

更に海沿いに進むと山口啓介氏の「歩く方舟」右の屋島(やしま)と左の八栗山(やくりやま)の間に挟んでみた
屋島はまた最後に出てくるよ)
これは舟というより、山のように思えるから
ちなみに、下から覗くとこんな感じ

最後はかくれんぼする猫
♪ どんなに上手に隠れても
 かわいい背中が見えてるよ ♪

今回は十数匹の猫を見つけられた。
男木港周辺から漁港までの間にたくさんいた。
ほとんどの猫は人懐こかった。
目が合えば鳴きながら近寄ってきた。

手術で子供ができないらしいから、10年も経てばだいぶ減るだろう。
「猫の島」めぐりを新たな趣味にした私としては、とても寂しい・・

ちなみに、島民は増えているらしい。
島民の約1/3は移住者だという。
この島に人を引き寄せる魅力の1つは、明らかに猫だと思うのだが・・

更にちなみに、男木島、女木島という名前の由来として、何かなまめかしいものを期待したのだが、違うようだ。
平安時代の末期に起こった源平合戦の1つが「屋島の戦い」だ。
平氏が舟に「扇の的」を掲げて源氏を挑発した。
源氏の名誉を賭けて、那須与一が見事射抜いた。
射抜かれて、扇が壊れた(=めげた)
→おうぎが めげた→おぎ・めぎ となった
ということらしい。

(おしまい)