痛いの 痛いの 飛んでいけ! は効くのか?

日常のナゾに答えるシリーズ。
今日は「痛いの 痛いの 飛んでいけ!」について。

昨日、出勤時に大事な手荷物があった。
車に乗り込むとき、手荷物を助手席に置くことに気を取られて、右足を車内にしまうのが遅れた。
ドアが自然と閉まり、右足首を挟まれてしまった。
ちょっと痛かったので手でさすった。
そこでふと思った。
子供が頭やすねをぶつけて痛がっていたら、お母さんが優しくさすってくれる。
「痛いの、痛いの、飛んでいけ!」と言いながら。
そうしたら、痛みが少し和らぐような気がして子供は落ち着く。

あれは本当に効果があったのだろうか?
それとも心理的な効果だろうか?
本当に効くのならなぜなのか調べてみた。

様々な医療機関のサイトによれば、痛みを感じるのは、痛みを伝える神経が脳に痛みを伝えるからであり、さすったりすると、触覚刺激により痛みを伝える神経の働きが抑制されることで痛みが和らぐらしい。
つまり、本当にさすった効果があるらしい。
心理的な安心感もあるのだろう、とも言っている。

これで分かったようで、実はよく分からない。
もう少し詳しく知りたい。
と思ったら、長崎県立大学 柴崎貢志教授が群馬大学在職時代に「さする効果」を研究していた。

www.sankei.com

この記事によれば、
神経細胞には熱を感じるたんぱく質「TRPV2」がある
→ さすったりすると、そこにTRPV2が集まり活性化
→ 大量のカルシウムイオンを細胞内に取り込ませる
→ 神経の突起が伸びる(神経が再生)
ということで、痛みが和らぐらしい。

この成果を活用すれば「効果的なリハビリができるようになるであろう」という。

何でも研究している人がいるのだなあと感心しながら、もう一度右足をさすった。
もう痛みはなかった。
疑問に思ったことを調べたら、何か効果はあるのか?と思ったが、調べるのは止めておいた。