少子化は日本最大の問題と考えている。
その対策の1つとして、シングルマザーがもっと楽に暮らせる社会を作ることが求められる。
調べた結果、
・日本のシングルマザーの貧困率は50%を超えており、外国に比べ格段に高い。
これは、女性が働いている、いないにかからわずだ。
外国では、働いていない人の貧困率は高いが、働いている人の貧困率は低い。
なぜ働いているシングルマザーの貧困率が高いのか?
最大の理由は、働いても収入が低いからだ。
既婚者と比べて、シングルマザーは
・正社員の単価は低い
・非正規社員の単価は同じくらい
・労働時間は多い
シングルマザーだからと言って、正社員の単価が低いのはちょっと理解しかねる。
その理由は、
・平均的に学歴が低い
・学歴やスキルなどの評価が低い
ということらしい。
これは、産業、職種などを考慮すると格差は縮小する。
また、
・シングルマザーになったらすぐに仕事を見つける必要があり、仕事を比較検討する余裕がないため、低賃金の仕事に就いてしまう
・仕事と子育てを両立するため、勤務時間の融通が利くことや職場が家から近いことを収入よりも優先する
という。
養育費も貧困化の原因になる。
養育費を受け取っている人の割合は2割程度しかない。
高学歴の女性ほど受け取る割合が多いらしい。
以上から、シングルマザーの貧困化を防ぐために収入を上げるには、スキルアップや職探しの支援も必要だろう。
その間の経済的補助も必要となるだろう。
仕事と子育ての両立という厳しい課題に挑戦する人を温かく見守り、支援する姿勢がまずは必要だ。
シングルマザーを含め、多様な子育てを支援することが少子化対策にもなるのではないか?